保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【アニメ感想】『ご注文はうさぎですか??』ココチノとココモカの対比

今月10日。アニメ『ご注文はうさぎですか?』のキャラクターで、僕の最推しキャラでもあるココアが、お誕生日を迎えました!

改めて、ココアおめでとう〜!!

さらに先月には、ココアの姉であるモカもお誕生日を迎え、ついに『きらファン』にも新登場しましたね。

ここ最近、保登姉妹はめでたいこと続きだったわけです。

 

そこで今回は、そんな『ごちうさ』に登場する姉妹、ココアとモカについて僕が思うことを書いていこうと思います。

さらに、そんなココモカをココチノと比較し、ココチノの尊さもより伝えたいと考えています。

これを読んで、『ごちうさ』の新たな魅力や視点に気付いてもらえると嬉しいです!

 

 

まず初めに、僕は『ごちうさ』という作品は、「主人公であるココアが『姉』を目指す物語」であると思っています。

さらに、『姉』とは何か、あるいは『姉妹』とは何か。そういったテーマも含まれた作品だと考えいます。

今回はココモカについて書くことで、こうした見方をより具体的に伝えることを目的にしています。

 

姉であるモカに憧れを抱くココア

大前提として、ココアは姉であるモカに憧れています。

はい。それはもうめっちゃ憧れています(笑)

ココアは幼少の頃から、4人兄妹の長女として振る舞う(兄達を躾る)モカの姿を見てきました。

そのため、いつしかココアも「モカのようなしっかり者のお姉さんになりたい」と思うようになります。

これが、今のココアの原点です。

 

「お姉ちゃんに任せなさ〜い」

そんなしっかり者の姉モカの決め台詞が、「お姉ちゃんに任せなさ〜い」でした。

このセリフを小さい頃からマネしていたココアは、木組みの街にやって来た今でも、よくチノ達に向かって言っていますね。

まあ、チノやリゼには『茶番』と思われていますが・・・(笑)

ただこのセリフは、今でもココアの中に「モカみたいな姉になりたい」という想いがあることの現れだと考えられます。

 

また、モカが木組みの街に遊びに来るエピソードでは、ココアがモカを探しに行く場面がありました。

そこでココアは、千夜とシャロにモカがどんな人なのか教えるため、モカのモノマネをします。

その時マネしたのが「お姉ちゃんに任せなさ〜い」でした。

これを見た千夜からは、

「いつものココアちゃんね」

と言われてしまうココア(笑)

しかしそれは、ココアがいつもモカのマネをしているからなんですね。

モカのモノマネがいつものココアなのではなく、いつものココアがモカのマネをしているということです。

 

う〜ん・・・

分かりにくくてすみません...(笑)

 

チノと出会ったココア

こんな感じで、幼い頃からモカの背中を追いかけてきたココアですが、その後、1人で木組みの家と石畳みの街へやって来ました。

そこでココアは、ご存知の通りチノと出会います。

これは、まさしく運命の出会い!(笑)

4人兄妹の末っ子で、ずっと周りは年上ばかりだったココアに、ようやく『妹』と呼べるような年下の相手が現れます。

 

こうして、憧れ続けたモカのような『姉』になるため、チノに『お姉ちゃん』と呼んでもらえるよう頑張るココアの物語が始まるのです。

 

ココチノの仲の深まりについては↓の記事を読んでみてください♪

【きらら】『ごちうさ』1期の魅力 徐々に深まるココチノの仲 - 気ままにアニゲー感想

【きらら】『ごちうさ』1期の魅力 ココチノが尊い - 気ままにアニゲー感想

 

姉として自分の道を進み出すココア

ココアとチノが出会ってから暫く経ち、2人の仲は初めて会った時と比べて、かなり深まったように感じられます。

ココアは相変わらず、チノに『お姉ちゃん』って呼んでもらおうと日々頑張っていますね。空回ってばかりですが・・・(笑)

最初はココアに素っ気なかったチノも、マヤやメグにココアを取られて嫉妬したり、ココアが千夜の家に泊まった日にはココアシックになったりと、ココアさん大好きになってきました(笑)

ああ、ココチノ超尊い・・・

 

モカが木組みの街へ遊びに来たのは、ココチノの仲が深まったそんなある日のことでした・・・

 

そして、モカがココアとチノに駅で見送られるシーン。

じゃれ合うココチノを見たモカは一言、

「あぁ、そっか...」

と呟きます。

もうね。僕はモカさんのこのセリフを聞くたびに泣いてしまいます。

ココアがチノの姉として自分の道を進んでいることを察して口にしたこの言葉が、ホント切なくて何度見ても泣けるんです・・・

 

モカは、今までココアが自分の後を付いて来ていたことを分かっていました。

だから、当然ココアも自分と同じように地元の高校に通うものだと思っていたでしょう。

しかし、ココアはモカのところから離れて、木組みの街の学校に通うことを決めます。

そして今、その街で出会ったチノと、姉妹同然のような仲睦まじい関係を築いていっているココア。

(チノにCQCをキメられていましたが(笑))

そんなココアを見てモカは、物理的な意味だけはない、ココアの姉離れを感じ取ってしまったのでしょう。

自分の後を追いかけるだけじゃない。

ココアなりに『姉』として成長している姿を見て・・・

 

モカさんにとっては、本当に寂しいことだったと思います。

だって、ココアよりむしろモカの方がココア依存でしたもん(笑)

 

ココチノとココモカの対比

以上のことを踏まえて、僕なりにココチノとココモカを比較してみます。

まずココモカですが、こちらはいわゆる典型的な姉妹です。

しっかり者の姉と、そんな姉に憧れる妹。

現実においても『姉妹』と言われれば、まずはこの関係性を思い浮かべる人が多いと思います。

 

対して、ココチノです。

天然でおっちょこちょいな姉と、そんな姉を見て呆れながらも、実は側にいてくれることで安心する妹。

いや、それどころか普段はココアにモフモフされても嫌がるくせに、いざいないとなると寂しくてココアのことばかり考えてしまうチノ。

人見知りなチノにとって、人当たりが良く積極的に接して来るココアは、本当に良い『お姉ちゃん』なんだと思います。

でも、チノはなかなか素直になれませんし、ココアはココアで鈍感なんですよね(笑)

 

あ、ヤバイ。

ココチノ尊すぎる...

 

でも、この尊さをより際立たせているのが、典型的な姉妹の形であるココモカと、妹であるココアなんですよね。

 

ココアにしかなれない『姉』、ココチノの2人にしかなれない『姉妹』。

そんな尊くてかけがえのない関係性を表現してくれている作品が『ごちうさ』なんだと、僕は思います。

 

 

以上が、ココアとモカ、そしてココモカとココチノについて僕が感じていたことです。

 

「主人公ココアが『姉』を目指す物語」

それは、モカに憧れ続けたココアが、チノにとっての良い『お姉ちゃん』を目指すということでした。

 

今回の話で、『ごちうさ』の魅力がより伝わっていただければ嬉しいです!