ロマン(2次元)主義者

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ

『ごちうさ』1期の魅力 徐々に深まるココチノの仲

今回は、先日の新作OVAご注文はうさぎですか?? ~Sing For You~』発売や『きららファンタジア』でのチマメ隊イベントなどに関連して、アニメ『ご注文はうさぎですか?』(以下『ごちうさ』)について書いていこうと思います。

 

また、今回はそんな『ごちうさ』について書くにあたり、あるテーマを中心に僕の感じたことを綴っていこうと思います。

そしてそのテーマとは、チノの内面やココチノの仲の変化です。

よく誤解されますが、『ごちうさ』の主人公はチノではなくココアです。ココアとチノのダブル主人公という考え方もできますが、僕はココアが主人公、チノがヒロインと捉えています。

 

ごちうさ』といえば、やはりキャラクターの可愛さが最も魅力的な作品で、ただそれに癒されるのも楽しみ方の1つです。

しかし、個人的にそれだけでは勿体ないと思います。

個々のキャラクターたちの内面やキャラクター同士の関係性の些細な変化などに注目してみても楽しめると思うので、今回はその点を伝えていきたいと考えています。

 

では、ここから本題の方に移ろうと思います。

 

また、今回の記事では『ごちうさ』1期の内容のみを扱おうと思います。2期については、また別の機会に、違うテーマで書こうと考えています。

そしてこの『ごちうさ』1期を見るとき、最初に試みてもらいたいことが、1羽と12羽のチノの比較です。1羽ではあんなにもココアに対して素っ気ない態度だったチノが、12羽ではデレデレになっています。10羽ではココアシックにもなるほどでした(笑)。

このチノの変化と、ココアによる(無自覚の)攻略を、『ごちうさ』1期を通して追っていこうと思います。

もちろん、本編にはない一緒に過ごした時間も関係しているとは思いますが、今回はあくまで僕たちが認識することができる本編でのエピソードを用いて、見ていくことにします。

 

まだまだ素っ気ないチノ

まずは、1羽です。1羽でのココアに対するチノの態度は、まだかなり素っ気ない感じだったと思います。第一印象が「なんだこの客」でしたし(笑)。まあ、ティッピーをモフモフするためにコーヒー3杯も頼むココアもココアでしたが(笑)。

ここから、少しずつココアと打ち解けていくチノの様子を観ていきます。

 

ココアの攻略

続いて3羽です。この回の冒頭で、ココアは「私もコーヒー大好き。チノちゃんが淹れてくれたコーヒー飲んでからハマっちゃったんだよ」と口にしています。ココアさんナチュラルに落とそうとしていますね(笑)。お店を盛り上げるために、いつも美味しいコーヒーを淹れよう頑張っているチノがこのセリフを言われて嬉しくないはずがありません。「ただのカフェイン中毒ですよ」と返していましたが、照れ隠しでしょう。

次に4羽では、図書館でチノの思い出の本を一緒に探したり(コレジャナイと言われますが)、また5羽では、チノの父であるタカヒロさんへ、父の日に送るプレゼントを一緒に作ったり(役に立ちませんでしたが)、ココアはチノに積極的に良い姉アピールをしていきます。特に5羽で、「チノちゃんのお父さんは私のお義父さんも同然だよ」と言っていたのは、もはやプロポーズとも言えるでしょう。

 

少しずつデレ始めるチノ

そして、いよいよ肝心の6羽です。こちらのエピソードは『ごちうさ』1期において、チノの心情面で大きな転機を迎えた回でした。

まずAパートでは、ココアがチノを外に誘い出し、その流れでチノはココアに街を案内していきます。

ベンチで休憩していると、ココアにはウサギたちが懐いてきますが、チノは動物にあまり懐かれないため1匹も寄ってきません。そんなチノに「私がチノちゃんにモフモフすれば寂しくなくて解決だね」と言って抱きつくココア。チノも悪態はつきますが、突き放そうとはしませんでしたね(笑)。徐々にココアにデレてきている傾向が伺えます。

また帰り道では、ロゼ(リゼ)さんを目にしたチノ。初対面にもかかわらず、ロゼさんに似た人がいることや、ラビットハウスに今度きてほしいなど、気軽に話すことができました。人見知りするはずなのに、いきなり会話ができたことを、ココアさんのおかげと感じるチノ。いつでもゼロ距離で接してくるココアと、毎日一緒に過ごすことで人見知りが緩和されたと考えたのでしょう。

まあ勘違いでしたが(笑)。

その夜、休日なのに色んな人と話したため落ち着かないチノは、「まだお話ししていたい気分です」とココアの部屋を訪れます。ここは、初めてチノの方からココアに近づいたシーンだったのではないでしょうか。もう完全にココア大好きになっていますね。ココアさんも嬉しそうでした。

普段は1人で過ごすことが多かったチノに、たくさんの人と関わる休日を過ごさせることで、1人でいることの寂しさを実感させる。そして、最終的にチノの方から自分を求めさせる。ココアさん策士ですねぇ(笑)。

 

チノの嫉妬

そして6羽Bパート。ラビットハウスに遊びに来ていたマヤとメグに、ココアとリゼを取られて嫉妬してしまうチノ。しかし、その自覚がないチノは千夜に相談するため「あまうさ」に訪れます。

そして、千夜に「ココアさんは年下だったら誰でもいいんです」と愚痴るチノ。千夜の「誤解を招く発言だわ」が面白かったです(笑)。しかし、このセリフからも分かるように、やはりチノはココアを取られて妬いていますね。自分も「年下」だから好かれているだけだと思ってしまってそうです。

もちろん、ココアにとってのきっかけはそうだったかもしれません。しかし、今となっては単に「年下」だからではなく「チノ」だからココアは大切にしたいと思っているでしょう。おそらく...たぶん...きっと...(笑)。

また、そこに居合わせていた青山ブルーマウンテンさんは、2人の会話を聞いて「とても大切な人たちに囲まれている」と口にします。しかし、こんな気持ちは初めてというチノは、なんのことかよく分かっていない様子。

すると青山さんは、「心が教えてくれている。あなたはあなたが思っている以上に、その人たちのことが好きなんだって」と続けます。これまで1人でいること多く、周りの人たちに対する自分の気持ちに目を向けることがなかったチノでしたが、嫉妬という感情を通して自分の周囲にいる人たちの大切さに気付かされます。

このように、Aパートのときといいココアが来てからのチノは、今まで自分が知らなかった様々な感情を初めて抱くようになります。

 

その天真爛漫な性格で周囲を変えていく主人公と、その主人公から最も影響を受けて変化するヒロイン。ココチノの関係から観る『ごちうさ』は、かなり王道な物語とも感じ取れます。

 

余談ですが、この後のココリゼのシーンもいいですね。ココアさんの「え?何か言った?」が好きです(笑)。

あ、ちなみに僕はココリゼ推しです。

 

今回の記事は以上です。ひとまず、6羽までをまとめてみました。

7羽以降については、次の記事で書いていこうと思います。