【ガルパ】イベント「それぞれの道、結ぶ茜空」蘭がモカにいつも通り接しようとした理由とは?
今回は、ガルパで開催されたイベント「それぞれの道、結ぶ茜空」の感想を書いていこうと思います。
まずは、イベントストーリーの感想です。
今回のストーリーは、蘭が華道の作品展に出ることになり、Afterglowのメンバーも蘭の作品を観るため、その作品展に訪れるというお話でした。
冒頭で、スケジュールの更新をしてない蘭に「せっかく更新の仕方教えてあげたのに」と呟くモカ。でも確かバンドストーリー2章で、モカの教え方は全然分からないと蘭から指摘されてませんでしたっけ?(笑)。
また更新してないのには理由があり、蘭は作品展に向けた作品作りに集中したいためバンドを休ませてほしいそう。
このシーンは今回のイベスト、あるいはモカの心情を象徴していましたね。今の蘭はモカの「知っている」スケジュールの更新を面倒くさがる蘭ではなく、華道の作品作りに集中したいというモカの「知らない」蘭でした。どんどん先に進む蘭と、そんな蘭を見失いそうになっていくモカが、この1シーンに表されています。
あと、練習は休んでいても皆んなの練習終わりには顔を出してくれる蘭が、ちゃんと皆んなのことを気にかけているんだということが伝わって良かったですね。
また、お花や華道について詳しくないため、鑑賞方法などは分からないと話すモカや巴に、「好きに観て貰えばいいよ。どんな目線で見ても、何か感じてもらえるようなものを作りたいと思ってる」と答える蘭が、本当にカッコ良すぎでした! ひまりも「カッコイイ」と感じていましたね。
しかし、そんな中でモカは華道を頑張る蘭を見たら、蘭を見失いそうな気がすると思い悩んでいました...。
後日。寄り道したがったり、宿題の締切を勘違いしたりするモカに違和感を覚えたため、悩み事がないか心配するひまり。
ひまりは、以前がんばっていた蘭を『変わったね』という言葉で傷つけてしまったことがあります。まあ、あのときのひまりは確かにリーダー失格だったと僕も思いますが(蘭寄り)(笑)。そのため、モカも様子が『変』ということは蘭と同じように、1人で何かを抱え込んだり、がんばったりしてるからなのかなと推測。
割と当たっていることから、ひまりちゃんも成長が感じられましたね。「がんばっていることがあるなら、なおさら聞きたい」と伝えるひまり。「変わった」こと気付いても、それだけで済まそうとせず、「変わった」相手に向き合い寄り添おうとするひまりちゃんホント良かったです。
また、ひまりの「友達を全力で放っておかない」というセリフも、以前のイベストの繋がっていて良かったです。宿題はまだ終わっていないようですが(笑)。
しかし、宿題よりもモカが大事と話すひまり。「モカだって、Afterglowより大事なものなんてないでしょ?」と続けます。しかし、パンは置いといてだそうです(笑)。
その言葉に「ぷっ!」と笑うモカ。このときのモカの声が個人的には少し新鮮に感じましたね。あまり聞いたことがない声色でした。
すると、モカはひまりに「ありがと」と伝え、さっき買った1番楽しみにしてたというパンをあげます。つまり、パンよりAfterglowの方が大事だと伝えたかったのかもしれませんね。
ひまりと別れた後、モカはみんなのことを考えて行動できる蘭と違って、自分は自分勝手なだけだから、ひまりに助けてもらうことはできないと心の中で呟きます。だからできるだけいつも通りのあたしでいる。
翌日。モカの異変のことをつぐと巴に話すひまり。モカは下手したら蘭より手強い、喧嘩っ早くもないし、と口にする巴ですが、あなたも大概喧嘩っ早いと思いますよ(笑)。
その言葉に、「蘭より手強いってことは、蘭より抱え込みやすいってことだよ」と返すひまり。個人的に、この言葉は深いなと感じました。外から聞き出すことが難しいということは、逆に言えばそれだけ1人で溜めていくってことですからね。
そして、巴はモカの様子を見にバイト先を訪れ、丁度休息の時間になったモカと話します。
モカが巴にあこのことを尋ねると、「ますます頼もしくなってる」と答える巴。ダークなんとかって技が使えるようになったようですが、おそらくダークウォーカーでしょうね。間違えると紗夜さんに指摘されますよ(笑)。
また、巴は「近くでがんばってるヤツがいると刺激がもらえる」と続けます。恐らくこれは、あこだけでなく蘭のことも指しているのでしょう。
そして巴は、モカがちょっと前のあこの成長に向き合えなかった時の自分に似てると伝えました。そんなイベストもありましたね。結構前のイベストで忘れてる部分もあると感じたので、また読み返そうと思います。
巴の言葉に押され、本音を語り始めるモカ。モカは蘭の背中を追いかけようと決めたが、そんな一度決めたことを貫けない自分を責め、自分が悪いだけなのにみんなに迷惑かけたりしたくないと話します。
以前のイベストでモカは、「一度決めたことをブレずにやり通せる」あこを「カッコいい」と思いました。そして、蘭の背中を追いながら自分の道を決めることが、モカ自身の「カッコいい」だと考えました。しかし、モカにそれはできませんでした...。
ただ、モカのこの言葉。直前に、あことの話をしたときの「自分の問題だからみんなにも話そうとしなくて」という巴のセリフと重なっていますよね。きっと巴はすでに、自分の問題だから皆んなには言いたくないというモカの気持ちを察していたのでしょう。まあ、だから自分と似ていると感じたとも考えられますし。
Afterglowはいいかんじだから、あたし1人のことなんてと続けるモカですが、そんなモカに「お前がそんな状態で、どこがいい感じなんだよ」と巴は語気を強めて伝え、さらに「迷惑かどうかはアタシ達が決める!」と続ける巴は本当にカッコよかったです。
また、去り際に巴はモカにコロッケとパンを渡しますが、そこにはメモも一緒に入れられており、それには「モカはカッコイイ」の文字が書かれていました。推測ですが、蘭の背中を追うことを迷いながらも、みんなに心配をかけないために、いつも通りのモカでいることを「貫いた」モカを、巴は「カッコイイ」と言いたかったのかもせれません。
一方、買い物の途中で蘭からワレモコウについて教えてもらったことを思い出すつぐみ。思ったのですが、つぐって割と蘭に憧れている描写が多く、1番蘭の背中を追っている存在ですよね。
また、つぐが最近のモカについて蘭に話すと、全然気が付かなかったと口にする蘭。まあ蘭はそういことに疎そうですし、モカも蘭の前では上手くいつも通りを演じられていたんでしょう。
続いて、「いつものモカ」について話し出す2人。というか、つぐのお見舞いのことや、その時の喧嘩のことなど完全に忘れてましたね。バンドストーリー1章は読んだのが結構前なのですっかり抜けていました。
そして、蘭はモカが『いつも通りのモカ』でいたいのなら、自分も変わらず接したいとつぐに伝えます。おそらく蘭は、2章のときの経験があったからこの選択したのかもしれません。蘭は、みんなとのいつも通りを守るために変わりましたが、逆にその変化が原因で5人はバラバラになってしまいました。自分の様子がどうであれ、みんなにはいつも通りでいて欲しいという気持ちは1番理解できるのだと思います。
だからモカも、いつも通りのモカでいるということは、みんなにもいつも通りでいて欲しいってことなのだろうと考え、蘭も自分はいつも通りでいることを選んだのではないかと、僕は思いました。実際モカも、みんなに迷惑かけたくないと思っているようでしたし。
今回の感想は以上です。
続きは、次回の記事で書くことにします。