保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【ガルパ】イベント「それぞれの道、結ぶ茜空」蘭だけに、モカだけに見えているもの、できること

今回も前回に続いて、ガルパで開催されたイベント「それぞれの道、結ぶ茜空」の感想を書いていきます。

 

モカがいつも通りのモカでいるなら、変わらずに接したいと、つぐに伝えた蘭。

しかし、そんな蘭に「モカちゃんに、今のことをちゃんと伝えてあげてほしい」とお願いするつぐ。つぐは、何も言わないでいつも通りを続けるのは、ちょっと違う気がしたようです。

蘭の気持ちを尊重しつつ、悩んでいるモカのことも配慮する。こちらもこちらで、つぐみらしいですね。「言わなくてもわかる」で一度失敗しているため、大事なことはしっかり伝えようということだと思いました。特に、Afterglowはバンドストーリー1章・2章共に、気持ちをぶつけ合うことで前に進んだので、なおさら伝え合うことの大切さを知っているのだと考えられます。True Colorの歌詞にも、「大切なのは伝えること」とありますしね。

また、つぐみに言われると自然と受け止めてられると口にする蘭。ほんと、なんでなんでしょうね(笑)。やっぱりバンドの結成など、Afterglowにとっての重要なきっかけはつぐから始まることが多かったからでしょうか。

今後の僕の考察対象は、つぐの謎の説得力になりそうです。

 

そして作品展当日、会場へと足を運んだAfterglowの5人。

作品を見て巴は「シュッとしててカッコイイ」と言っていましたが、それが蘭の「スタイリッシュで洗練」という表現と対比になっていて面白かったです。語彙力の差ですね(笑)。

そして蘭の作品ですが、蘭は1番ベーシックな美しさを目指したようです。「なんでも、基本が大事」と言うつぐに、なぜか説得力を感じました(笑)。つぐが、大いなる普通だからですかね。

また、蘭は使っている花にもこだわったようで、その花は蘭達が初めて会ったときにモカにあげたサザンカでした。

みんなと出会えた花だから、名前の「蘭」より大事と口にする蘭はとてもカッコよかったです。蘭にとってAfterglowがどれだけ大切か再確認できるシーンでした。また、誰も覚えてなくて拗ねる蘭も可愛かったです(笑)。

あと、蘭の「あの時、モカに声をかけてもらってあたし達は友達になって、全部が始まった」というセリフは、ランブリングメモリーの冒頭の歌詞の「始まっていたんだね あの頃から全て」と繋がっていて良かったです。

その言葉を聞いて、泣きそうになるつぐとひまりが可愛すぎでした。僕ですら感動したんですから、2人が泣くのも当然でしょう。

そんな2人を見て、「うそうそ! サザンカは思い出の花でもなんでもないよ!」と返す蘭も面白かったです(笑)。

そして、そんな1人思い出の花を大切にしてくれていた蘭を見て、「サザンカをくれたあの日から、今もずっと、蘭のそばにはあたし達がいるだ」と思うモカ。蘭が華道と向き合ったのもAfterglowを続けるためでしたし、今回の作品展でも思い出の花を使い、その作品をメンバーに見せるなど、蘭の中には常にAfterglowの存在がありました。

ここで重要なのが、モカの「蘭だけが」というセリフだと思います。このセリフは、この後の帰り道でも出てきますが、今回のイベストのキーワードだったと感じました。

 

そして帰り道で、蘭はモカに「ありがとう」と感謝を伝えます。これは作品を見に来てくれたことだけでなく、出会った日から今までずっと、いつも隣に「いてくれた」ことに対してでした。つまり、蘭にとってモカの存在は、いつでもとても助けになっていたということです。

それを聞いたモカは、蘭の背中を追いかけることをやめると宣言。先を行く蘭を見て、もう助けてあげられないと不安に思っていたモカですが、今の蘭の言葉で「そうじゃない」と考えを改めます。

今のままのモカでも、むしろ今のままのマイペースなモカだからこそ、見えてるものがあり、できることがあります。蘭も言っていた、「好きにおみせやさんごっこなんかして」蘭を見つけたように。「蘭だけが」覚えていた、蘭だけに見えているものがあるように、モカにもちゃんとモカから見えているものがある。

2人が、あるいは全員が同じをものを見ている必要はなく、それぞれがそれぞれの見えているものを大切に、皆んなや自分を助ける。これが今回のイベストで、最も重要なポイントだったと感じました。

また、モカは「あたしがここにいて、蘭がここにいる。それがわかったなら、もう十分」と口にします。お互いがお互いのことを、自分の目線でちゃんと見ていている。考えていることは分からないが、そこにいることは「言わなくてもわかる」。蘭モカほんとに尊いですね。

またこの場面のBGMで、True Colorが流れたのもとても良かったです。歌詞がところどころ、モカの気持ちと繋がっていて感動しました。

 

今回の感想は以上です。

あともう少しですが、残りの感想は次の記事で書いていくことにします。