【アニメ感想】『球詠』希ちゃんが可愛い! そして試合が熱くて面白い!
今月、『きらファン』では『球詠』から詠深ちゃんと珠姫ちゃんが初参戦しましたね!
また、アニメの方もついに最終回を迎えました。全話見ましたが、個人的には本当に面白い作品だと思います!
そこで今回は、そんなアニメ『球詠』の感想を書いていこうと思います。
希ちゃんが可愛い!
まずは、きらら作品なのでやはりキャラについてですね。
『球詠』にも多くの魅力的なキャラクター達が登場しますが、中でも僕は希ちゃんが1番気に入りました。
初登場の回で、初心者の白菊ちゃんに自分でも打ったことがないくらいの長打を飛ばされ、悔しがってるシーンからすでに可愛すぎましたね(笑)
ただ希ちゃん、というか『球詠』に僕が本当に惹かれたのは5話のラストでした。
ここの希ちゃんと芳乃ちゃんの会話シーンがホント泣けましたね。
得点圏で打てないことに悩む希ちゃん...
そんな希ちゃんに芳乃は、誰も負けたのが希ちゃんのせいだと思ってないと励まします。
「前のチームもきっとそうだよ。だって全国で会おうって見送りしてくれたんでしょ」と伝える芳乃が本当に素敵でした。
あと、希ちゃんの「4回もチャンスで回してくれたのに」というセリフが、聞いてるこっちまで辛くなりましたね。
「自分のせいで勝てなかった」という悔しい気持ちがすごく伝わるセリフでした。
そして、最終回で希ちゃんがホームランを打ったシーン。
「私が決めんといかん時は分かっとうけん」
5話で言っていたこのセリフがここに繋がっていたのはホント神でした!
この言葉通り、まさにこのしかないという場面でホームランを打ってくれた希ちゃん。
そんなカッコよくて可愛い希ちゃん、マジ最高です!(笑)
また、5話では芳乃が希ちゃんを元気付けようとしていましたが、最終回では逆に希ちゃんが芳乃に自信を与えようとしていたのが素敵でしたね。
試合がガチで熱くて面白い!!
次に、僕が思う『球詠』の面白かったところは試合における戦略です。
6話の練習試合で、詠深ちゃんは「あの球」を封印され他の球種の練習をします。
また、それによって打たせて取る、というより打たれて取る?(笑)ことで守備の練習も兼ねるなどキャラの成長過程がとても丁寧に描かれていると思いました。
続いて、8話では息吹ちゃんに相手ピッチャーの投球フォームをコピーをしてもらうことで相手を挑発。
さらに、「点を取られた直後の焦りと弱気な気持ちに、勝ちたい、一点で抑えたいという攻めの気持ちも残っている」そんな不安定な相手の球を狙おうと考える芳乃。
相手の心理面を深くついた采配もあって面白かったです(笑)
また、梁幽館との試合(10〜12話)では5番打者をキャプテンにし、強打者アピールをしてもらうことで、相手が4番である希ちゃんとの勝負を避けないようにするという戦略がよく考えられていると感じました。
あと、相手の4番は迷わず敬遠したり、現実的な判断もするところが良い意味でアニメっぽくなくて好きです(笑)
しかし、対する梁幽館もスクイズの気配が全くないことから、希ちゃんが信頼されてるバッターだと見抜きます。さらに、そんな希ちゃんのヒット性の打球をセカンドがファインプレーで取ったりと、戦略を個人技で上回る強豪らしさを見せつけてくれました。
てか、このセカンドの白井さん、希ちゃんの打球を尽く好守で阻んできて嫌いなのに、めっちゃ守備上手くて可愛いのでやっぱ好きです(笑)
また、打者は詠深ちゃんの「あの球」を早々に捨て、打てる球に狙いを絞ってきたり、珠姫ちゃんの配給を完全に読んだりと、こちらからも強豪らしさが感じられましたね。
まあ、「あの球」を捨ててきたことや配給が読まれていたことをすぐさま感じ取る珠姫ちゃんもすごいんですけどね(笑)
11話でも、そんな珠姫ちゃんが相手の思考を読んでスクイズを打ち上げさせたり(運悪く太陽と被ってしまい落としてしまいましたが...)、5番を前の打席と同じ攻めと思わせてからの「強ストレート」で討ち取ったり、良い活躍を見せてくれました。
特に、1番打者である陽さんを「強ストレート」からの緩急を利用した「あの球」で討ち取るというのは見事でしたね!
しかし、そんな「強ストレート」も相手の4番中田さんには見切られ、ホームランを打たれてしまいましたが...
この一進一退の試合展開がとても熱く、見ていて本当に楽しかったです!
今回の感想はここまでです。
試合の結果がどうなったのか気になる人は、ぜひ『球詠』本編を見てください(笑)
これを読んで、少しでも『球詠』に興味を持ってもらえたら嬉しいです!