保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【ガルパ】イベント「STAND BY YOU!」困ったときは居場所も気持ちも一緒

今回は前回の続きとして、ガルパで開催されたイベント「STAND  BY YOU!」のイベントストーリーについて書いていこうと思います。

 

巴が失くしたイヤリングを一緒に探すことにしたひまり。2人は巴の部屋を探しますが、結局イヤリングは見つかりません。

後日、2人は再びイヤリング探しを続行します。探す場所を考える中で、ひまりは巴に「最後にイヤリングを付けたのっていつ?」と問います。それに対し巴は「この間の日曜かな」と答えます。すると、ひまりは「日曜って、ライブイベントに出た日だよね?」と問い直します。そう、これが冒頭で書いた日曜日のライブイベントのことです。何気なかった会話でしたが、実は繋がっていて面白かったです。

そのため、今度はそのライブイベントが行われたCiRCLEを探すことにした2人。すると、巴は探しているイヤリングに思い出があることを語ります。どうやら、そのイヤリングはAfterglowの皆んなで買い物に行ったときに、ひまりに選んでもらった物のようです。それを聞いて自分のことのように暗くなるひまり。後でも言われますが、この相手の気持ちにどこまでも共感できるところが、ひまりちゃんの良さですね。まあ、でもひまりはそんな思い出すっかり忘れていたようですが(笑)。

すると、そこに偶然蘭とモカがやって来ます。そして、ひまりたちからイヤリングのことを聞いた2人は、自分たちも探すの手伝うよと言います。みんなでイヤリングを探すとなり、「えい、えい、おー!」といつもの掛け声を叫ぶひまりでしたが、他の3人は安定のスルー...。まあ、いつも通りでしたね。Afterglowとしては、「えい、えい、おー!」はスルーするまでが自然な流れということです。

あと、蘭はひまりとは違い、ちゃんとイヤリングのことを覚えていたようです(笑)。

というか、つぐみは...?  誰か呼んでやれよ(笑)。まあ、家の手伝いがあっただと思いますが、きっと。

そして、CiRCLEを探すことにした4人でしたが結局イヤリングは見つかりません。すると、ライブの日は楽屋が混雑していたことから、蘭は「イヤリングを付けずに楽屋を出たりしてない?」と巴に問います。それを聞いて巴は、イヤリングをケースにしまい、それをポケットに入れて帰ったことを思い出しました。

それにしても、蘭の読みが的確でカッコよかったですね。対して、ひまりは...。でも、いいんです! ひまりの良さは別にあるんですから。

そして、ポケットに入れたため、どこに落としたのか検討が付かず、ため息を吐く巴。それを「地の底にまで響きそうなため息」とひまりが表現したのが面白かったです。少し休憩しようとひまりは提案し、2人は羽沢珈琲店を訪れます。

良かった。つぐは忘れられていませんでした! 

そして、ひまりは夏季限定のレモンのレアチーズケーキを巴に勧めます。いやぁ、本当に美味しそうですね(笑)。どうやら、ひまりはこのメニューを試作品の時から試食していたようです。さすが、ひまりちゃん。困っている人にちゃんと寄り添っていますね...。え?なんか違う? でもいいんです。これがひまりちゃんの良さですから。しかし、どうやらそのチーズケーキは人気メニューで残り1つしかなく、2人で半分ずつ食べることになりました。

というか、つぐはイヤリングのことを誰から聞いたんでしょうか。やはり、蘭かモカが電話で伝えたんでしょうかね。おそらく、その時に「今はお店の手伝いがある」といった感じの返事をしたのでしょう。とりあえず、皆んなつぐみのことをちゃんと覚えていて良かったです。

その後、つぐの店を出たひまりと巴でしたが、今度はひまりが「地の底にまで響きそうな」ため息を吐きます。その理由はチーズケーキを半分しか食べられなかったから、だけではなく(笑)、全然巴の役に立ってないからだと、ひまりは言います。そんなひまりに、巴は「別にひまりのせいってわけじゃない」と励まします。いや、ケーキを半分しか食べさせられなかったのは、我慢できなかったひまりのせいでは(笑)。

そんな感じで落ち込んでいるひまりに、巴は「ひまりはちゃんと助けになってる」と語りかけます。

などという会話をしていると、突然ひまりが大声を出します。動揺する巴でしたが、なんとひまりは道路の側の花壇にイヤリングケースが落ちているのを見つけてしまいました。安堵する巴の横で、持ち主ではないのになぜか泣いているひまり(笑)。嬉しいのとホッとしたので涙が出てきたそうです。

 

すると、巴は「そういうところ」だと言います。ひまりは友達のことを全力で放っておかない。困っている人がいたら、何もできなくてもとにかく一緒にいる。ひまりの「そういうところ」が助けになっているということです。そして、ひまりは物理的な意味だけではなく、気持ちの面でも一緒になっていました。前述しましたが、ひまりはとにかく相手に共感します。相手が悲しんでいたり落ち込んでいたら同じように、あるいは相手以上に悲しみ落ち込みます。この相手にとことん寄り添う、物理的にだけでなく気持ちの部分でも、それがひまりの良さだということです。

 

すると、また泣いてしまうひまり。そういうことをちゃんと言われたことがなくて嬉しかったようです。巴も照れ臭くて言いにくかったみたいです。

でも、「幼馴染だから察してくれ」はダメですよ(笑)。Afterglowはそれで一度失敗していますから。ただ、そのためか2シーズンになってからは、Afterglowのストーリーに、それまで当たり前で明言化されていなかったことを、キャラクターたちが口に出して言う話が増えたように感じました。

 

そしてエンディング。イヤリングを見つけた知らせを聞いてか、ひまりと巴のもとにやって来た蘭たち。まず、モカさんは少し黙ってて(笑)。

つぐみもまた、ひまりがいてくれて本当に助かってると言います。確かに、お店の試作品作りも手伝っていたみたいでしたからね。おそらく、つぐが納得のいくメニューが完成するまで、巴と同じようにとことん付き合ったのでしょう...。え?違うって?でもいいんです。結果そのチーズケーキは人気メニューとなり、つぐの助けにもなったのですから。

そして蘭は、ひまりが友達に全力だった思い出として、小学校の学芸会の話を始めます。巴の部屋で見たアルバムがここで繋がるとは(笑)。その学芸会でひまりは、最初お姫様役だったのに、巴が悪役をやることになったため、自分も一緒に悪役をやると言い出したそうです。というか、巴が悪役を嫌がっていたのが意外でした(笑)。まあ、小学生のときですからね。

 

今の自分でもみんなの助けになれていることを知り、それを大事にしていこうと決意したひまり。ただ、リサ先輩を目指すことは諦めていないよう(笑)。「無理めな目標」という蘭の毒舌が面白かったです。

今の自分の良さを自信にして、今よりもカッコよくなろうとするひまりには頑張って欲しいですね。

そして最後に、いつものアレをやろうとするひまり。そして今回、初めて(笑)?みんなが「おー」と言いましたが、見事にバラバラ(笑)。まあ、Afterglowにとっては普段やらない不自然な流れでしたので仕方ないですね。ただ、これも新しい「いつも通り」になるといいですね、ひまりちゃん(笑)。揃えてもう一回という願いは断られていましたが、いつかやってもらえることを陰ながら祈ってます(祈ってない)。

 

今回の感想は以上です。

このイベントストーリーはひまりの本当の良さというものが表現されたお話だったことに加え、2シーズン目に入ってのAfterglowの変化も感じることができたストーリーだったと思います。今後の彼女たちの物語もますます楽しみになりました。