保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【ガルパ】イベント「夏の宵、水面たゆたう詩と花」

今回も、前回に続いてガルパで開催されたイベント「夏の宵、水面たゆたう詩と花」の感想を書いていきます。

 

夏休みの課題で出た俳句作りのため、花火大会へとやってきたハロハピの5人。途中、こころの提案で屋形船に乗ることになり、そこで花火を見ながら彼女たちは各々の俳句を完成させます。ところが、美咲はまだ何も思いついていませんでした。

屋形船も終わり、結局何も思いつかなかった美咲。このまま帰路につこうとしたそのとき、美咲たちの目に手持ち花火をしている子供たちが映ります。するとこころが、またもや「あたし達もやりましょう」と提案しました。

お店で花火を購入し、川辺に移動したハロハピメンバー。みんなで手持ち花火を楽しみます。そんな中、どの花火に火をつけるべきかを、シェイクスピアの名言風に悩む薫さんが面白かったです(笑)。

すると、「ハロハピって花火っぽい」と口にする美咲。こころとはぐみ、薫さんが打ち上げ花火で、こころは特大の目立つやつって感じだそうです。ああ、確かにハロハピの3バカたちは発想も行動も花火のようにぶっ飛んでますからね(笑)。この表現は納得です。あと、薫さんの花火は儚そうな感じですね(笑)。でも、こころんの笑顔は夜空に弾ける花火のように輝いてますよ!

話を戻し、美咲の言葉を聞いた花音は「それなら私達は手持ち花火かな」と尋ね、美咲はそれに頷きます。すると、2人の会話を聞いていたこころが何かを思いついたようで、花音と美咲を川の方へ誘います。そうして川に連れられた花音は、川面に大きな花火と手持ち花火が並んで光っている光景に気がつきました。「大きい花火も小さい花火も、どっちもみんなを笑顔にする花火」ということで、一緒に見たらもっと素敵だと考えたこころ。そんなこころの言葉を聞いて、俳句を思いついた美咲ですが、まだみんなには秘密のようです。

帰り道。4人と別れた美咲は先程思いついた俳句を口ずさみます。5人を花火になぞらえた素敵な一句でしたね。

 

ところで、「スマイルブーケで た〜まや〜!」のサビでも「大きいものと(小さなものとで)、花束をつくろう(世界一の)」という歌詞がありましたね。「もの」を「花火」、「花束」を「花火の束」と捉えると、ハロハピの5人で世界一の絆をつくることを表した、すごく尊いフレーズであったことが分かります。

 

最後にもう一つ。

「ハロハピ=花火」

おそらく、屋形船においてこころが「足りない」と感じていたのはこれだったのかもしれません。花火について詠んだ花音の俳句から、こころ→はぐみ→薫さん、そして美咲と詠むにつれて花火にハロハピの意味が込められていきます。最初に詠んだ俳句に足りなかった「パッとした何か」とは花火、つまり自分たちのことだったのでしょう。

 

といったところで、今回のイベントの感想は以上です。

相変わらず、表面上はただ慌ただしいだけですが、一つ一つの言葉に注目してみると割と深いことを言っていた、ハロハピらしいエピソードだったと思います。