保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

『えんどろ〜!』感想 ラストのストーリーとOP曲の繋がりに感動 前編

今回も前回に引き続きアニメ『えんどろ〜!』の感想を書いていこうと思います。

 

前回の記事はこちら↓

verspielt.hatenablog.jp

 

前回の記事では、作品の基本情報や僕が思う『えんどろ〜!』の魅力などを紹介しました。また、その中でも特に色彩についての感想を中心に書いています。

 

今回はストーリーやOPを中心に、僕の感想を述べたいと思います。

 

まず、『えんどろ〜!』は基本的には日常アニメです。冒険者学校や学寮などで送るユーシャたちの日常がメインのお話となっています。確かに、クエストで海や雪山などに冒険に行くことはありますが、それらもあくまでファンタジー内での日常として捉える方がより良いでしょう。

このように、日常ものらしく個別のエピソードが各回に分けられていますが、実は大筋のストーリーも存在しています。

 

ここで簡単に『えんどろ〜!』のあらすじをまとめると、まずユーシャたち4人は魔王を討伐するため冒険に出発しました。その後、魔王城に乗り込み、そこで魔王と対峙します。ユーシャは魔王を倒すために光の賢者さんから教わった「禁断の魔法」の呪文を唱えました。しかし、呪文を噛んでしまうという失敗を犯し、それによってユーシャたちは過去に飛ばされてしまいます。また、魔王もそれに巻き込まれました。ユーシャたちは以前の記憶を失っていますが、魔王であるマオちゃんは記憶を保ったままでした。そのためマオは冒険者学校に教師として入り込み、ユーシャたちの邪魔をしようと企みます。そして、ここから『えんどろ〜!』の物語は始まります。

これが1話〜2話あたりの展開です。

 

ここからしばらくは、前述したようにユーシャやマオちゃんたちの日常ですが、これらは彼女たちの大切な思い出となり、ラストの心情へも結びつきます。 

特に6話はユーシャたちとマオちゃんの仲を深めたエピソードだったように思います。この回では、マオちゃんは魔王熱と呼ばれるいわゆる風邪のよう病気にかかってしまうのですが、勇者パーティの4人はそんな弱ってるマオちゃんの看病をしてあげます。それによって以前までは孤独だったマオちゃんでしたが、ユーシャたちの心の温もりを感じることができました。

 

しかしその後、11話にて物語は大きく展開します。

 

マオちゃんの激マズ料理を食べさせられたチビちゃんは、今まで飲み込んで来たものを一気に吐き出してしまいます。その中に、以前の記憶でマオちゃんの世話係をしていたゴーレム(通称メイゴちゃん)が含まれていました。しかし、メイゴちゃんは以前の記憶を失っていたようでしたので、ローナが魔法を使って記憶を蘇らせようとします。すると、近くにいたユーシャたちの記憶まで復活してしまいました(笑)。この展開は予想外すぎて僕も驚きましたが、見返して見れば、雪山の回(10話)で記憶が残っている伏線はあったと思います。そして、それによってユーシャたちはメイゴちゃんが魔王の部下で、四天王より強い(笑)敵だったことも思い出してしまいます。それを聞いたローナ姫はメイゴちゃんを王城で預かろうとしますが、それに対してマオちゃんは魔王の力を解放して阻止し、メイゴとローナを連れて魔王城へと向かいました。

ただ、この行為をいっときのテンションでやってしまったと後悔するマオちゃんは面白かったです。このシリアスになりすぎないようにギャグも交えてくるあたりが『えんどろ〜!』らしくてとても良かったと思います。

今回の記事は以上です。

続きの記事はこちら↓ 

verspielt.hatenablog.jp