保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【アニメ感想】『あんハピ♪』はなこ、ヒバリ、ぼたんの尊さとヒビキの優しさが込められた1枚

今回は、アプリ『きららファンタジア』にヒビキとレンが新たに参戦したことに因み、アニメ『あんハピ♪』について書いていこうと思います。

また今回は、僕が『あんハピ♪』の中でも気に入っているポイントをいくつか紹介していくことにします。

 

主人公はなこの前向きな性格

もうね、はなこちゃんが天使すぎるんですよね。もちろん見た目もとても可愛いのですが、彼女の純粋で前向きな性格がホント素敵なんです。

はなこというのは、この作品の主人公である花小泉杏のことで、それはもうとんでもなく不運な女の子です。

それは、1話のアバンからすでに描かれていました。

高校の入学式の日。登校中だったはなこは、橋から落ちそうになっていた犬を助けようとしましたが、運悪く自分まで落ちてしまいそうな状況に...。

その時、同じく登校していた雲雀丘瑠璃(ヒバリ)が通りかかります。ヒバリは、はなこを助けようとしますが間に合わず、はなこは犬だけをヒバリに受け渡し、川へと落ちてしまいました。

その後、川から無事脱出したはなこに、ヒバリは「とんだ不運だったわね」と言いますが、その言葉にはなこはこのように返します。

「わたしは、すっごくついてるよ」

これは川に落ちても助かったということだけではなく、ヒバリに会うことがてきたということも含めて、はなこはこの出来事を幸運と捉えたのだと思います。

どれだけ不運な出来事に苛まれようと、その中にある幸運を見つけ前向きに考える。そんなはなこが、僕は本当に好きで、とても魅力的なキャラクターだと思っています。

この後も、はなこのこのような描写はあり、もう本当に不運で踏んだり蹴ったりな状況に多々陥りますが、常に笑顔で明るく振舞う姿が見られます。

しかし、そんな姿に僕たちは元気や勇気をもらうことができるので、ぜひ多くの人達に『はなこ』というキャラクターを知っていただきたいです。

 

宿題で撮った幸福の写真

次は、4話のラストのシーン。

ここで、はなこ、ヒバリ、ぼたんの3人はある写真を撮ってもらったのですが、その写真がもう涙が出てしまうくらい尊いです。

また、その写真を撮ったのがヒビキだったのいうのもポイントで、このエピソードでヒビキがすごく素敵なキャラクターだということを感じさせてもらいました。

この4話では、前回(3話)の幸福実技(詳しくはアニメ3話で)で最下位となった、はなこ、ヒバリ、ぼたんの3人が先生から、それぞれのラッキーアイテムを写真に撮る宿題を課され、それらを探しにいく姿が描かれました。

ラッキーアイテムは、はなこが「暁の門に咲く幸福の花」、ヒバリが「自分のとびきりの笑顔」、ぼたんが「友達との素敵な思い出」。

また、はなこたちに加えて、ヒビキとレンもラッキーアイテム探しを邪魔するため3人の後を付けることに...。

まあ、すぐに見つかってしまいますが(笑)

そして、お花に詳しいというお婆さんから、幸福の花は丘の上の植物園にあるというヒントをもらい、その植物園を訪れる5人。

しかし結局、夕暮れになっても幸福の花を見つけることはできず、植物園の閉園時間が訪れます。

すると、そんなはなこたちに「無様だな」と悪態をつく響。

さらにヒビキは、「お前らのマヌケ面を、ヒビキが写真に収めといてやる」と言いながら、夕焼けと植物園の門をバックに3人の写真を撮ります。

後日、幸福の花は見つけられなかったと先生に報告する3人。しかし、撮った写真を見た先生は撮れているじゃないですかと3人に伝えます。

そしてその写真とは、最後にヒビキが撮ってくれた写真でした。夕焼けの光が門の模様の隙間に差し込み、石壁に花の形が写し出されるという、なんとも素敵な現象で、まさに「幸福の花」といった感じでしたね。

写真を撮る前の様子から、ヒビキはそれに気付いていたようで、素直になれず嫌な言い方をしてしまっていたヒビキがとても可愛いです。

さらに、この写真には「幸福の花」だけでなく、ヒバリの「笑顔」とぼたんの「友達との思い出」も写っていました。

ツンとした態度を取りながらも3人の写真を撮るヒビキ。そしてその写真に写された、はなこの「花」、ヒバリの「笑顔」、ぼたんの「思い出」、さらに3人の表情。

それらの全てが本当に尊くて感動してしまいました...。

ただ、この感動は実際にこのシーンと写真を見てもらわないことには実感できないでしょう。

あんハピ♪』をまだ見ていないという人には、ぜひ4話までは見てもらいたいです。

 

今回の内容は以上です。

ここで紹介した2つ以外にも、ぼたんの自虐ネタや、ヒビキのツンデレなど、『あんハピ♪』には面白くて可愛いポイントがたくさんあるので、僕としてはかなり推していきたい作品ですね。