保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の魅力 主人公ベルの成長

今回は、今期(2019年夏)放送中のアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』に関連して、本作品の1期であるアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の魅力について書いていこうと思います。

 

まず、簡単に作品の基本情報を紹介します。

原作はGA文庫SBクリエイティブ)にて2013年1月から刊行されているライトノベルです。

アニメは1期が2015年春に放送され、2019年夏現在、2期が放送中です。また、2017年春には外伝となる『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』が放送されております。さらに2019年2月には『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか −オリオンの矢−』が放映されました。

 

では、ここからそんなアニメ『ダンまち』の魅力を伝えていきたいと思います。

 

主人公ベル・クラネルの成長

まずは、王道とも言える主人公の成長です。本作品の主人公ベル・クラネルは物語の序盤においては、まだまだ弱い駆け出し冒険者でした。しかし、ある時ダンジョンの中でミノタウロスというモンスターに襲われていたところを、アイズ・ヴァレンシュタインという女性冒険者に助けられます。それによってベルはアイズに惚れ込み、彼女に近づくために強い冒険者になりたいと思うようになります。

まあ簡単に言うと、女のために強くなるということです。男なら当然ですね(笑)。結局のところ、男が努力する理由なんて女目的しかないという真理を表した主人公だと思います。

そしてアイズに助けられた後、ベルには「リアリス・フレーゼ」というスキルが発現します。このスキルの効果は自身の成長速度を強化するというもので、アイズに対する思いが続く限りスキルの効果は持続します。また、思いの強さに比例してスキルの効果も向上します。これによって、ベルはここからドンドン強くなっていきます。

しかしベルの本当と魅力とは、このスキルよりもスキルの効果を持続させるために必須な「アイズへの思い」を抱き続けていることだと思います。彼女への思いが途絶えればスキルの効果も失いますが、彼は一途にアイズのことを思い続けています。圧倒的な力の差があるにもかかわらず、諦めることなくアイズに追いつこうと努力するベルは本当にカッコいいです。多数の作品に何人もの推しがいる僕には、間違いなくこのスキルは現れないでしょう(笑)。

また、ベルはこのスキルの発現を知らされておりません。そのため、ベルのアイズへの思いは本当に純粋なものであるということが分かります。

 

魅力的なキャラクターたち

ダンまち』にはベル以外にも、魅力あるキャラクターたちが数多く登場します。

まず、ベルが所属するファミリアの神ヘスティアです。ヘスティアはベルのことが大好きで、常に彼の気を引こうとあれこれ企んでいます。そのため、ベルに近づく他の女性(アイズやリリ)に対してはかなり当たりが強いです(笑)。でも、そんな嫉妬しているところも可愛らしいのがヘスティアの魅力です。

 

次に僕が個人的に好きなキャラを紹介します。

まずは、「豊穣の女主人」という酒場で働くシルです。彼女はとにかくあざと可愛い(笑)。登場する度に上目使いなどでベルを誘惑しています。しかしその目的は、ベルを店に呼び込み金を使わせるためだったり、自分がサボった皿洗いをお願いするためだったりという、かなり小悪魔なキャラクターです。でも、そんなシルさんが可愛いです(笑)。

続いては、作中において最強のファミリアであるロキ・ファミリアに所属しているベートです。彼は序盤では、酒に酔った勢いでアイズに助けられていたベルを情けないと笑うなど、少し意地悪なキャラクターとして描かれていました。しかし、ミノタウロスとの戦闘ではベルを助けようとしたり、この戦闘以降は少しベルのことを気にかけるようになるなど、お兄さん的な一面もあるキャラです。また外伝の方では、彼のカッコいい戦闘シーンが多く、ベートを気に入った方には是非見てもらいたいです。酔った勢いでベルを笑ったことも反省していました(笑)。

最後にリリですが、彼女については次の記事で書いていきます。

 

今回の記事は以上です。次回の記事では、『ダンまち』で僕が特に気に入っているエピソードやシーンを紹介しようと思います。