保登ショコラの気ままにアニゲー感想

個人的に好きなアニメやゲームについての感想や考察を書くブログ。1番の推しキャラはごちうさのココアです!

【ガルパ】イベント「ノーブル・ローズ -花々を連れて-」友希那がリサの歌詞を歌えなかった理由とは?

以前、下記の記事においてガルパで開催されていたイベント「ノーブル・ローズ -花々を連れて-」の感想を書きました。

verspielt.hatenablog.jp

 

ただその記事では、話が少し長くなりそうだったので、イベントストーリーの感想を途中までしか書いていませんでした。

そこで、今回はイベントストーリーの感想の続きを書いていこうと思います。

 

まず、簡単に途中までのあらすじをまとめます。

リサはRoseliaの一員として何かできることをしたいと考え、作詞に挑戦しました。しかし、最初に書いた歌詞は友希那に「歌えない」と拒まれてしまいます。その後、あこの言葉によって、リサは音楽を始めた原点を思い出し再び作詞をします。

そしてエンディングでは、リサが友希那に完成させた詞を見せ、「この詞ならRoseliaとして歌える」と言ってもらうことができました。リサはその歌詞に小さい頃の友希那との思い出を込めています。なぜなら、その思い出こそがリサにとって音楽を始める原点だったからです。

 

ではなぜ、友希那は最初の歌詞を歌えなかったのか。おそらく友希那は、リサが無理に「Roseliaらしさ」を歌詞にしていると感じたのでしょう。そしてそのことから、リサがまだRoseliaのメンバーになりきれていないと思っていることを見抜いたのだと考えられます。事実、リサ自身も高みや頂点を目指すということに違和感を覚えているようでした。高みや頂点を見ているのはリサではなく、あくまでRoseliaです。リサがRoseliaに入った理由は幼馴染である友希那を見守るためでした。その友希那やRoseliaの目指す場所が高みや頂点であって、リサの求める場所ではありません。また、リサは最初の歌詞で「頂点から見える景色」を「青薔薇の庭園」と表現していました。しかし、友希那は「青薔薇」はすでに自分たちの足元に咲いていると言います。つまり、リサはまだ友希那たちがいる「青薔薇の道」にいなかったのでしょう。おそらく友希那たちはそうは思っていなかったでしょうが、リサ自身は自分の技術力のなさなどから、まだ「青薔薇の道」にはいなかった、つまりはRoseliaの一員にはなりきれていなかったということです。というより、リサにとっては本当に「青薔薇の道」やRoseliaの一員になることが目標だったのでしょう。そして友希那が歌えなかった理由の一つは、このままこの歌詞を歌えばリサがRoseliaの一員でないことを認めてしまうからではないかと、僕は考えました。

 

次になぜ、リサはRoseliaとして「高みを目指したいのか」、「頂点の景色を見たいのか」、今回はそこが重要だったのだと思われます。リサは今回の出来事の中で、紗夜や友希那から「なぜあなたはフェスに出たいのか」、「あなたには何が見えているのか」問われています。つまり、友希那やRoseliaではなく、リサ個人の気持ちが問われているのです。最初の歌詞でも、リサはRoseliaのメンバーとしてふさわしくなりたいという焦りから、無理に「Roseliaらしさ」を歌詞に入れていました。

しかし 、リサ自身が本当に見ていたい景色が込められた後の歌詞は友希那にも受け入れられています。その景色とは、友希那の隣でRoseliaと一緒に見ていく景色のことです。そしてその景色は、小さい頃に友希那と一緒に楽しくセッションしていたとき見ていた暖かい景色から続いています。

そして友希那も、リサには今のまま自分の隣に立っていてほしく、また今のままのリサを信頼しています。だからこそ、リサが「自分はRoseliaのメンバーとしてふさわしくない」と言っているような歌詞は歌うわけにはいきませんでした。また、リサの歌詞はRoseliaらしさにこだわっていて、彼女の想いが抜けていました。友希那としても、リサ自身の想いを歌詞にして欲しかったのではないかと、僕は考えました。

 

 

 

最後に一つ、この記事を読んでくださった方々に謝罪したいことがあります。

僕はこの記事を書いているこの時、まだRoseliaのバンドストーリーを1章・2章ともに全て見終わっていません。そのため、見当違いのことを書いているかもしれませんし、何よりそんな状態でこのような感想を書いてしまっています。

今後必ず、全て視聴する所存ですので、お許しください...。